バックグラウンドチェック

外資系企業では当たり前!?転職候補者のバックグラウンドチェックについて徹底解説

外資系企業では当たり前!?転職候補者のバックグラウンドチェックについて徹底解説

日本ではあまり馴染みのないバックグラウンドチェックですが、外国の企業では当たり前のように行われています。

そのため日本の外資系企業でも導入され始めており、今後はもっとメジャーな採用プロセスになるといえるでしょう。

今回の記事では、バックグラウンドチェックの内容と転職候補者が気を付けておくべきポイントを解説します。

アマゾンやアクセンチュアといった大手外資系企業の実態についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • バックグラウンドチェックとは
  • 外資系企業のバックグラウンドチェック実施状況
  • バックグラウンドチェックを実施している外資系企業の事例
  • バックグラウンドチェックを受ける際の注意点

 

バックグラウンドチェックとは

バックグラウンドチェックとは?

バックグラウンドチェックとは、書類や面接では分からない採用候補者の情報をさまざまな方法で調べることをいいます。

詳しくは以下の記事で解説しています。

バックグラウンドチェック(採用調査・身辺調査)とは?内容や実施方法を解説

企業が中途採用を行う際、採用候補者の過去の経歴を把握することは簡単ではありません。そこで用いられてきたのが「バックグラウンドチェック(採用調査・身辺調査)」です。 今回はバックグラウンドチェック(採用 ...

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こではその目的や実施の流れについて解説します。

 

バックグラウンドチェック実施の目的

採用企業がバックグラウンドチェックを実施する目的は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

バックグラウンドチェックの目的

  • 採用候補者が嘘をついていないか確かめること
  • 採用企業が必要としている人材か判断すること

 

人事採用において内定取り消しや入職後の解雇はよほどの理由が無い限り難しいと言われています。

したがって採用候補者がトラブルを起こし会社に不利益を与えてしまわないように、慎重に選考することが重要です。

また採用候補者の印象や人柄を第三者に確認することで、採用企業が本当に必要とする人材なのか客観的に判断することができます。

 

バックグラウンドチェックでの内定取り消しについては以下の記事をご覧ください。

バックグラウンドチェック結果で採用の内定取り消しは可能?【事例と対応策を徹底解説】
バックグラウンドチェック結果で採用の内定取り消しは可能?【事例と対応策を徹底解説】

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バックグラウンドチェック実施の流れ

バックグラウンドチェックは、以下のような流れで実施されています。

バックグラウンドチェックの流れ

【バックグラウンドチェックの流れ】

  1. 採用企業がバックグラウンドチェックの実施を決める
  2. 転職候補者はバックグラウンドチェックの実施に同意する
  3. 採用企業が調査会社にバックグラウンドチェックを依頼する
  4. バックグラウンドチェックが実施される

 

採用企業は採用候補者からバックグラウンド実施の同意を得たら、調査会社に依頼し内容を細かく指示します。

また採用候補者は卒業証明書や前職の在籍証明書、退職証明書の提出を求められる場合があります。

その他にも調査会社独自のデータベースによる調査や周囲への聞き込みなど、実施方法はさまざまです。

 

バックグラウンドチェックの詳しいやり方は以下の記事も併せてご覧ください。

バックグラウンドチェック(採用調査)のやり方は!?実施方法を徹底解説

外資系企業などの中途採用の選考時に実施されるバックグラウンドチェック。応募書類や面接において虚偽や経歴詐称かないかを調査するものですが、どのように進めるのでしょうか。 ここでは、バックグラウンドチェッ ...

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バックグラウンドチェックで調査される転職候補者の情報

バックグラウンドチェックで調査される転職候補者の情報を、いくつかピックアップしました。

バックグラウンドチェックの調査内容

【バックグラウンドチェックで調査される情報】

  • 学歴
  • 職歴 
  • 勤務態度
  • 反社会的勢力との繋がりを確認 
  • 犯罪歴 
  • 自己破産歴
  • SNS等インターネットメディアの調査

 

詳しい調査内容については以下の記事もご参考にしてください。

バックグラウンドチェックでは候補者の情報をどこまで調査できる?【調査内容と方法を徹底解説】
バックグラウンドチェックでは候補者の情報をどこまで調査できる?調査内容と方法も解説

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外資系企業の本国でのバックグラウンドチェック実施状況

バックグラウンドチェックは、日本ではまだあまり浸透していない採用プロセスです。

しかし外資系企業では、本国で当たり前のように実施されています。

ここでは外資系企業における本国でのバックグラウンドチェック実施状況について、解説します。

 

アメリカでは95%の企業がバックグラウンドチェックを実施

世界的採用調査協会(NAPBS)が後援するHR.comのレポートによると、アメリカの企業の95%がバックグラウンドチェックを実施しています(2018年調査)。

また正社員だけでなく、パートタイムで契約される従業員においても行われているようです。

外資系企業のバックグラウンド調査実施状況_本社(アメリカ)では大多数が実施

アメリカでは、学歴や職歴以外にも

  • 犯罪歴
  • 事故歴
  • 自己破産歴
  • 懲戒処分歴
  • 薬物使用

などが詳しく確認されています。

 

外資系企業の過半数がリファレンスチェックを実施

バックグラウンドチェックと同じような目的で行われているリファレンスチェックですが、日本の外資系企業においても半数以上が実施しています。(en worldによる)

日本の企業ではまだ3割程度しか行われていませんが、外資系企業の実施率がさらに増加すれば日本企業へも大きく影響してくると予想できます。

外資系企業のバックグラウンド調査実施状況_支社(日本)では過半数が実施

引用:中途採用における、リファレンスチェック実施状況調査 |外資系企業(グローバル企業) の転職エージェント

 

バックグラウンドチェックが欧米で一般的である背景・理由

アメリカにおいてバックグラウンドチェックの実施が一般的である理由は、3つあります。

【欧米でバックグラウンドチェックが一般的な理由】

  • 犯罪率が高い
  • 犯罪内容が重い
  • ネグリジェント・ハイヤリングという考え方がある

欧米でバックグラウンド調査が一般的な理由

アメリカは日本に比べて犯罪率が高く、犯罪内容も重たい場合が多いです。

そのため採用プロセスにおいて、トラブル歴の確認は当たり前のように行われています。

 

またアメリカにはネグリジェント・ハイヤリングという考え方があります。

これは「過失採用」や「怠慢雇用」という意味で、バックグラウンドチェックを実施しないことを「サボり」と捉えます。

もし企業が十分な調査をしないまま採用しトラブルを起こしてしまった場合、過失採用として企業が責任を問われることがあるようです。

 

転職候補者もバックグラウンドチェックを実施していない企業を「従業員に興味がない」と判断し、応募しないことが多いようです。

このようにアメリカにおいてバックグラウンドチェックの実施は、雇用の質を上げるだけでなく自社の評判を守ることにも繋がっています。

 

外資系企業の日本でのバックグラウンドチェック実施状況

アメリカではほとんどの企業で行われているバックグラウンドチェックですが、日本の外資系企業でも実施されていることがあります。

ここでは外資系企業における、バックグラウンドチェックの実施状況について解説します。

 

日本の法律に基づいた形でバックグラウンドチェックを実施

外資系企業の日本でのバックグラウンド調査方法

日本の外資系企業でも、アメリカなど本社からの指示があれば実施されているようです。

しかし日本と外国の法律は異なるため、個人情報保護などの観点から中には調査が困難な項目もあります。

したがって日本でのバックグラウンドチェックは、日本の法律に基づいて可能な範囲で行われています。

 

バックグラウンドチェックに関する法律は以下の記事をご覧ください。

バックグラウンドチェック(採用調査)は違法?【関連法を踏まえて徹底解説】
バックグラウンドチェック(採用調査)は違法?【関連法を踏まえて徹底解説】

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外資系金融機関の場合、企業が個人の借金データを閲覧している可能性も

外資系企業の日本でのバックグラウンド調査内容

外資系金融機関などのお金を扱う企業の場合は、借金歴を確認される場合があります。

金融系の企業はCIC、JICC、全銀協という3つの信用情報機関に登録しており、転職候補者の情報を調べることができるからです。

面接で借金や自己破産などお金に関する内容を聞かれた際に嘘をつくと、バックグラウンドチェックでばれてしまうことがあるので注意してください。

 

バックグラウンドチェックでバレることについては以下の記事で詳しく説明しています。

バックグラウンドチェック実施で経歴詐称がバレる?【採用企業にバレる情報を徹底解説】
バックグラウンドチェック実施で経歴詐称がバレる?【採用企業にバレる情報を徹底解説】

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バックグラウンドチェックを実施している主な外資系企業

外資系企業のバックグラウンド調査実施状況_実施企業

それではここで、バックグラウンドを行っている主な外資系企業として、

  • アクセンチュア
  • アマゾン

の2社の実施状況について詳しく解説します。

 

外資系企業➀:アクセンチュア

アクセンチュアは、デジタル領域に強みを持つ世界有数の総合コンサルティングファームです。

外資系企業のバックグラウンド調査実施状況_アクセンチュア

バックグラウンドチェックは実施される旨が、アクセンチュア採用ページに記載されています。

バックグラウンドチェックでは、

  • 身分証明の確認
  • 学歴調査
  • 職歴調査
  • 過去の雇用主への身元照会

が確認されます。

 

また転職候補者には、

  • 卒業証明書
  • 現職の源泉徴収票
  • 前職者からの評価書類の提出

が求められます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

『バックグラウンドチェックの基準について -アクセンチュア株式会社-』

 

外資系企業②:アマゾン

アマゾンは、Eコマースや動画ストリーミング配信などのクラウドサービスを展開するグローバルIT企業です。

外資系企業のバックグラウンド調査実施状況_アマゾン・ジャパン

口コミによると、アマゾンのバックグラウンドチェックでは

  • 学歴の確認
  • 職務経歴

が確認されているようです。

 

転職候補者には卒業証明書や在籍証明書の提出が求められ、その後現職の同僚や上司への連絡が入る場合もあります。

 

またバックグラウンドチェックはアマゾンフレックスでの契約の際も行われています。

アマゾンフレックスとは、アマゾンと業務委託を結び荷物配送の業務を行う仕事のことです。

手続き完了後にバックグラウンドチェックが行われ、1~3営業日程度で結果が出ます。

 

詳しくはこちらをご確認ください。

『Amazon Flexプログラム登録方法について』

 

外資系企業のバックグラウンドチェックを受ける際に注意すべき点

バックグラウンドチェックを受ける際の注意点

外資系企業においてバックグラウンドチェックをクリアすることは、内定を獲得する重要なポイントだといえます。

ここではバックグラウンドチェックを受ける際に注意するべき点を、いくつかご紹介します。

 

採用企業への提出書類や面接で嘘をつかない

バックグラウンドチェックを受ける際の注意点_書類や面接で嘘をつかない

当たり前ではありますが、履歴書や職務経歴書には真実を正しく記載してください。

虚偽の申告が見つかった場合、採用される可能性はゼロに等しいです。

もし仕事に就いていない空白の時間があったとしても、すべて正直に書くべきでしょう。

書き間違いにも十分気を付けてください。

 

バックグラウンドチェックの厳しさについては以下の記事で解説しています。

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バックグラウンドチェック実施前に懸念事項を採用企業に伝えておく

バックグラウンドチェックを受ける際の注意点_懸念事項は事前に伝えておく

もしも過去にトラブルなど経歴に懸念事項がある場合は、採用企業へ先に共有しておくのも良いでしょう。

採用企業に正直に伝え、その時に事情も説明できるからです。

もし採用企業が調査会社を通して知ってしまうと、「隠していた」と判断され、あまりいい印象は受けません。

心配な事実があるようならバックグラウンドチェックが実施される前に、できるだけ伝えておくべきだといえます。

 

バックグラウンドチェックで採用選考にケースについては以下の記事で解説しています。

バックグラウンドチェックで採用候補者が落ちることはある?原因と対策を徹底解説!
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外資系企業の バックグラウンドチェックについてのまとめ

今回は外資系企業におけるバックグラウンドチェックの実態と対策について解説しました。

外資系企業のバックグラウンドチェックは、当たり前に行われている欧米などの影響を直接受けており日本でも実施率は高めです。

今後もさらに実施する企業は増えてくるはずなので、そつなくクリアできるように対策を取っておきましょう。

 

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  • この記事を書いた人

『Parame Magazine』編集部

採用課題や選考手法について解説。 一緒に「ミスマッチのない採用」を目指しましょう…!

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