オンライン完結型のリファレンスチェックサービス「Parame Recruit」を導入し、リファラル採用を効率化されている株式会社トレードワルツ取締役の染谷さんへ、リファレンスチェックの活用法をインタビューしました。

株式会社トレードワルツは、ブロックチェーン技術による貿易業務の完全電子化を目指す貿易DXスタートアップ企業です。NTTデータ、三菱商事など日系大手企業7社が昨年共同出資し設立されました。
リファラル応募だと「選考にバイアスがかかっているのでは?」という懸念
――今回どのような背景で採用フローにリファレンスチェックを導入いただいたのでしょうか?
染谷さん:採用を強化していく中で、求人サービスから応募が来る候補者の方はフラットに選考できるのですが、知り合い経由のリファラル応募だと「選考にバイアスが生まれているのでは?」という懸念がありました。
特にコアメンバーはリファラル採用も多いので、しっかり外部からのコメントを取りたいと考えていたのです。また元々の知り合いだとリファレンスチェックを依頼しやすく、ハードル低く使えるという点もリファレンスチェックを導入した理由のひとつです。
――元々の知り合いだと、選考時にリファレンスチェックを依頼しやすいというメリットもあったのですね。
染谷さん:今までリファレンスチェック自体は「あった方が良い」と思っていたものの、候補者の方へ依頼するのは心理ハードルが高くて利用できず…。その点リファラル採用とは相性が良いと思い、今回導入させていただきました。
客観的に見ても正しい意見・評価だったという保証を得られた
――実際にParameでリファレンスチェックを実施してみていかがでしたでしょうか?
染谷さん:質問を選ぶ時など、あまり多く選びすぎると回答者の負担も上がるので良くないと思っていたのですが、カスタマーサポートスタッフの方が、質問設定などを一緒にやってもらえる所など良かったですね。
UIもシンプルで特に迷うことなく使えました。質問と回答者の人数を設定して、メールで案内するだけなので非常に簡単でした。
――リファレンスチェックで実際に届いた推薦(リファレンス)を読んでみていかがでしたでしょう?
染谷さん:やはり客観的なコメントが貰えるというのがとても良かったですね。リファラル採用なので「人となり」をある程度知っており、自分なりの意見・評価を持っていましたが、それがバイアスではなく、客観的に見ても正しい意見・評価だったという保証を得られたたので安心感が増しました。
中には私の知らないエピソードもあり、自分が見えていない所も知れたのでとてもよかったですね。仕事をする上での注意点、苦手としていた人物像など、國井さん(候補者)の新たな一面を聞けたので良かったです。
スタートアップでの採用は失敗時のダメージが大きい分、リファレンスが非常に重要
――リファラル採用で入社された國井さんにも同席いただいておりますが、実際にリファレンスチェックを受けてみていかがでしたでしょうか?
國井さん:リファレンスチェックは紙面で実施するイメージだったので、オンライン完結型のリファレンスチェックは今回初めて知りました。最初は少し不安もありましたが、元々トレードワルツ社へお誘い頂いた染谷さんから直接ご提案頂いたので安心感があったのです。
また後日リファレンスチェック結果の一部を見せていただきましたが、周りの人からどう見られているかのフィードバックを得られる機会は意外と少ないので、貴重な体験だったように感じます。
――最後に一言、リファレンスチェックへの感想をお願いします!
染谷さん:トレードワルツ社は、日本の大企業7社の共同出資で創設されたスタートアップ企業ですが、スタートアップでの人材採用は失敗時のダメージが大きい分、リファレンスが非常に重要です。
一人ひとりの見極め精度を高めていくための手段として、今後もリファレンスチェックを使わせていただきます!
まとめ
- リファラル採用の候補者であれば、リファレンスチェックを依頼する心理ハードルが低い。
- 書類・面接選考が主観的な評価である一方、リファレンスチェックで客観的な裏付けをとることができる。
- 失敗時のダメージが大きいスタートアップでは、リファレンスチェックはかなり有用である。