リファレンスチェックの効果とオンボーディングへの活用法は?

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オンライン完結型のリファレンスチェック「Parame Recruit」を導入し、採用選考から内定後のオンボーディングまでを効率化されている株式会社スマートラウンドCOOの冨田さんへ、リファレンスチェックの活用法をインタビューしました。

 

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電話インタビューでは、候補者とのやり取りに懸念があった

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――リファレンスチェック自体は元々ご存知だったのでしょうか?

冨田さん:私自身が過去の職場で転職支援をしていた経験があり、その中でリファレンスチェックを導入している企業の「入社社員の定着率の高さ」などを見ていて、リファレンスチェック自体の重要性は強く感じていました。

とはいえ、リファレンスチェックをやろうとすると手間や工数がかかるイメージがあり、やりたくても出来ていない状態でした。

 

――なぜそのようなイメージがあったのですか?

冨田さん:私自身が過去の職場で、候補者としてリファレンスチェックを受けたことがあるのですが、当時は私の前職メンバーなどに電話でインタビューされるスタイルで、依頼や日程調整が凄く大変でした。

専任のリクルーターがいないスタートアップでリファレンスチェックをやろうとすると、候補者さんへの依頼やコミュニケーションが難しかったり、最悪「選考辞退などもされてしまうのでは?」という懸念もあり、やりたくても出来ていない状態だったのです。

 

30分の採用面談よりも深い情報」を手軽に取得できた

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――「Parame Recruit」でリファレンスチェックを実施してみていかがだったでしょうか?

冨田さん:事前に想定していたよりも工数がほとんどかからず、簡単にリファレンスチェックを実施できることに驚きました。

サービスで発行されたURLを、面接時に候補者さんへお渡しするだけでいいので、日程調整やインタビューの手間すらかからないのが本当に手軽で簡単でした。

 

――実際に届いたリファレンスチェック結果を見てみてどうでしたでしょうか?

冨田さん:実施は数分程度で簡単なのに、届いたリファレンスを読んでまず「これは30分の採用面談で分かる情報よりも深い」と感じました。

具体的には候補者さんの人物像や人柄、強みと弱みなどですね。特に良かったのは弱みの部分についてです。過去の上司からのリファレンスに「どのようにその弱みの面をサポートすれば、パフォーマンスを発揮できるか」などの具体的な対応策もしっかり書かれていました。

これらの情報を入社前に事前に知っているのと、入社して一緒に働き始めてから初めて知るのでは、入社後のパフォーマンスに大きな違いがあります。

 

前職の方々からの引継ぎ事項として、オンボーディングにも活用

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――スマートラウンドさんでは、リファレンスチェック結果を入社後のオンボーディングにも活用されているとか…?

冨田さん:一緒に働き始める際に、まず候補者さんにもリファレンスチェック結果の内容を共有して、1on1などで「前職の上司の方々はこういう面が弱みと言っているので、入社したらこのような点を気をつけながら、お互い一緒に仕事をしていきましょう」などの、業務イメージのすり合わせに活用しています。

 

――入社後の業務の期待値調整などのコミュニケーションにも、リファレンスチェックを活用しているのですね。

冨田さん:そうですね。リファレンスチェック結果を前職の方々からの引き継ぎ事項として活用し、入社後のコミュニケーションの円滑化や、早期のパフォーマンス最大化のためのオンボーディングに活用させていただいてます。

 

――最後に一言、リファレンスチェックへの感想をお願いします!

冨田さん:私たちのようなスタートアップは、一人ひとりの組織へ与える影響が大きく、リファレンスチェックは効果的な採用プロセスだと思います。今後更にスタンダード化していってほしいと思います!

 

まとめ

  • 日程調整やインタビューの手間がかからず、手軽に実施できた。
  • 面接で分かる情報よりも、具体的な人物像・能力を把握できる。(特に弱みとその対応策)
  • 業務イメージのすり合わせ、オンボーディングにも活用している。

 

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