オンライン完結型のリファレンスチェックサービス「Parame Recruit」を導入している株式会社Channel CorporationのCCO坂本さんにお話をお伺いしてきました。

株式会社Channel Corporationは、熱狂的ファンを作るカスタマーサクセスチャット「チャネルトーク」を提供しています。シナリオ型チャットボットでカスタマーサポートを効率化しつつ、重要な顧客や問い合わせにはオペレーターが積極的に対応しファンにする接客チャットと、自動セグメント配信により活用促進やリテンション向上など、カスタマーサクセスをスケールさせるカスタマーマーケティング機能を提供します。
面接時の評価と入社後のギャップを埋められるような選考手法を模索していた
――リファレンスチェックを導入する前の採用課題は何だったのでしょうか?
坂本さん:弊社の課題の1つとして「面接だけでは分からない候補者の人柄や働き方を知りたい」という事がありました。例えばですが、面接時はとても意欲的でも実際の勤務態度はそうではなかったり…。
そのような面接時の評価と入社後のギャップを感じていまして、それを埋められるような選考手法を模索していました。
――リファレンスチェックにはどのようなイメージを持っていましたか?
坂本さん:前職の同僚・上司から実際の働き方などを聞けるので内定後のオンボーディングとしても魅力的でしたが、「作業が少し面倒くさいかも?」と思っていました。また「当たり障りのない返答が来てしまうのではないか」「自分たちが望むような答えが返ってこないのではないか?」と正直半信半疑だったのです。
候補者と共通の知人がいればお話を聞くことなどはありましたが、しっかりサービスとして利用することは今回が初めてでした。
オンボーディングにも活用できるぐらいの具体的・実用的な情報を取得できた
――実際にParame Recruitでリファレンスチェックを実施してみて、いかがでしたか?
坂本さん:まず実施の簡単さに驚きました。質問がテンプレート化されているので、導入前の想定よりも手間がかかりませんでした 。またテンプレート以外にも追加したい質問をカスタマイズできたり、別の質問を選ぶことができたりと自由度が高かったです。
あとカスタマーサポートも充実していたのでとても助かりました。回答が届いたらすぐにカスタマーサポートの方から連絡を貰えたので、すぐに内容を確認することができました。
――取得したリファレンス内容はいかがでしたか?
坂本さん:期待値よりとても満足度の高い内容でした!まず候補者の方が面接で言っていたことを、回答者が本当にそのまま書いてくださっていたので、本人の主張と第三者の主張が一致していて安心感が増しました。
また私達が面接だけでは知らなかった候補者の具体的な業務成果や、パフォーマンスが出やすい仕事の仕方、一緒に働く上での注意点など教えて頂けました。
――リファレンスチェックへのイメージは変わりましたか?
坂本さん:導入前に感じていた「当たり障りのないことが返ってくるのでは…?」と言う不安感は完全に払拭されました。
例えば、候補者の方が「ある状況下では成果が出しづらくなってしまう」という情報があり、それが起きる状況とその理由、対処法まで前職の同僚の方から詳しく聞くことができたため、内定後のオンボーディングにも活用できました。
回答者とのやり取りによって、推薦内容の方向性・質を担保できた
――回答者の方とかなりコミュニケーションされていた印象ですが、どういう意図があったのですか?
坂本さん:リファレンスチェックをネガティブに感じてしまう候補者の方もいらっしゃると思いますので、協力してもらう回答者の方には特に失礼がないようにしたいと思っていました。
「何故この質問をするのか?」「どのように回答をして欲しいのか?」について、メモ機能を使って回答者さんへ明確に伝えることで、回答の方向性がブレないように工夫し、回答者さんにもスムーズに回答記載してもらえるようにしました。
――推薦取得後も、回答者の方へ追加で質問されていましたね。
坂本さん:今回二人の方に推薦を書いて頂いたのですが、1点だけ、私たちが面接時に候補者に感じていた印象と逆の回答が書かれていたのです。なのでチャット機能を使って追加で質問をしたところ、すぐにお返事を頂いた形になります。
チャット機能のおかげで回答内容について深ぼって聞くことができ、また回答者の方に直接お礼を言うこともできました。リファレンスチェックは人を介する手法なので、企業側の一方的な質問にならない点がとても良かったです。
――最後に一言、リファレンスチェックへの感想をお願いします!
坂本さん:Parame Recruitは採用のリスクヘッジだけじゃない、人との関係性も作れるサービスだと思いました。候補者のことを深く知れますし、リファレンスチェックで繋がった回答者の方ともコミュニケーションできるので、しっかりお礼を伝え、後日一緒に食事に行く約束もできました!今後も利用していきたいと思っています。
まとめ
- 候補者の主張と、第三者の主張との一致度・矛盾を確認できる。
- 内定後のオンボーディングにも、リファレンスチェック結果内容を活用できる。
- 回答者へのコミュニケーション機能によって、推薦内容の質を担保できている。